2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

尾崎豊、ルイード・ライヴ

4月25日は尾崎豊が亡くなった日とのことで、もう16年たつらしい。僕は、まだ彼がデビュー間もない頃、新宿ルイードでの2度目のライヴを見ていて、今も強く記憶に残っている。 大学2年のときだったと思うが、当時僕はブルース・スプリングスティーンが好…

いかした愛の放浪者

中三の頃、理由は忘れてしまったが、無性に学校に行きたくない時期があった。幸か不幸か「引きこもる」という概念を思いつかなかったので、欠席することはなかったが、けっこう苦痛だった。そんな頃、突然ラジオで聴いて夢中になったのがニック・ロウ「Cruel…

川合辰弥 レコーディング

レコード会社を名乗っているくせに、昨年はとうとう一枚もCDを出さなかった。これではいかん、ということで、うちのレーベルの矢舟テツロー、川合辰弥、ふたりのピアノマンの新曲を録り始めることした。 で、今日は川合辰弥のリズム録りを吉祥寺のレダでやっ…

雨の歌(2)〜「雨色の僕と君」有賀啓雄

今日も雨ということなので、憂鬱な気分にならない雨の歌その2、有賀啓雄の「雨色の僕と君」。 彼は日本を代表するベーシストで、渡辺美里、藤井フミヤ、小田和正、槇原敬之など錚々たるアーティストのサポートメンバーをやっている。僕は仕事をさせてもらっ…

雨の歌〜「雨糸」村松邦男

午後から雨が降り出した。何となくさえない。こういう時は、雨が憂鬱なものに思えない気分にしてくれる雨の歌を聴きたいと思って選んだのが村松邦男さんの「雨糸」。作詞吉田美奈子さん、作曲村松さんの隠れた名曲。これは1985年に彼が発表したアルバム「ロ…

スティーリー・ダン

いつか読もう読もうと思っているうちに10年近い何月がたってしまっていた、スティーリー・ダンの評伝が先日手に入ったので、遅ればせながら読みながら時間を見つけては彼らの作品を最初から順番に聴いていた。 読みどころはなんといっても、彼らのレコーディ…

ピアノ・マン〜ジェラード・ケニー

金曜日に音楽ライターの金澤寿和さんに約10年ぶりにお会いしていろいろ話をさせてもらった。金澤さんと言えば、AOR系では右に出るものなし、という方で、この日も僕が昨年末からメールをやりとりしているフランク・ウェーバーについての話が中心だったが、そ…

You Must Believe In Spring

春の歌を思い浮かべるとき、いつも心にひっかかってくるのは「You Must Believe In Spring」という曲だ。ジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスのアルバムタイトル曲としても有名な、美しい曲で、原曲はカトリーヌ・ドヌーヴが出てたフランス映画「ロシュフ…

エイプリル・フール

4月1日といっても、以前はとりたてて意識することはなくて、強いて言えば”マーヴィン・ゲイが亡くなったのがこの日だったなあ。(ちなみにこの人は4月2日に生まれている)”と思うくらいだったが、去年の4月1日にはじめての子ども(娘)が生まれたことで、個…